肌荒れの原因 生理
ここでは、肌荒れの主な原因であるとされている肌荒れと生理の関係について説明していきます。
まず、生理についてそのメカニズムを説明します。生理とは、女性だけにある妊娠するためのしくみの1つです。健康な成人女性は、女性ホルモンの働きにより、約1ヶ月の周期で排卵と生理があります。
女性の体と肌は月経周期(生理の始まった日から、次の生理の始まる前の日まで)と深い関係があり、それによりホルモンの状態が変化し、肌荒れの原因の1つとなります。
下記に月経周期と肌荒れの関係をまとめてみました。
・卵胞期(生理後8〜10日間くらいの期間)
エストロゲン(女性ホルモンの1つで排卵の準備をするホルモン)がたくさん分泌され、子宮内膜が増殖します。子宮壁を厚くし、受精卵が着床できる状態をつくるこの時期は、心身ともに快適で肌荒れなどのトラブルも少なく安定している時です。
・排卵期(生理後14〜15日目くらい)
卵巣内で成熟卵胞となった卵が卵胞壁を破って卵子が飛び出します。これが排卵です。この時期は妊娠しやすい時です。肌の調子は、排卵前の時期であれば好調で、少々無理をしても肌荒れを起こすことはほとんどありませんが、排卵後の肌は、皮脂の分泌が盛んになって脂っぽくなってきます。だんだんにきびができ始めたり、肌荒れを起こしやすくなります。
・黄体期(生理前10〜12日間くらいの期間)
プロゲステロン(妊娠のための準備をするホルモンです。子宮内膜を受精卵が着床しやすい状態に保ったり、乳腺を発達させるなどの作用があります。)の分泌が増えて子宮内膜をやわらかくし、受精卵の着床を待っています。この時期は生理前の不快症状が出やすく、肌荒れやにきびをはじめ、頭痛、むくみ、精神的にイライラするなどの症状が出る方もいます。また、普段使っている化粧品でもノリが悪く感じたり、化粧品で肌荒れを起こしたりすることもある時期です。日焼けをしやすく、シミができやすい時期でもあります。
・生理期(約5〜7日間)
妊娠が成立しないと、厚くやわらかくなった赤ちゃんのためのベッドである子宮内膜は剥がれ落ちます。この時に体の外へ排出されるのが生理の出血となります。この時期は、エストロゲンもプロゲステロンも分泌量が少ない時期です。生理期は、プロゲステロンが減って血行不良になり、体や手足が冷えやすくなります。また、肌荒れも起こりやすく、乾燥肌になりやすいといった特徴もあります。
このように女性の体と肌は生理と深く関係しています。
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